Gute Reise !
2008-04-22T13:57:38+09:00
gutereise
良い旅を! 小さな宿Hütte Gute Reise !は八ケ岳山麓の大自然に包まれた清里の旅を応援致します
Excite Blog
北杜の春
http://gutereise.exblog.jp/7899498/
2008-04-22T13:35:00+09:00
2008-04-22T13:57:38+09:00
2008-04-22T13:57:38+09:00
gutereise
清里の杜より
「コブシ咲くあの丘北国の〜」そうです「北国の春」の一節です。ここ清里の「北杜の春」もやって来ました。ヒュッテ・グーテライゼ!がある清里牧場通りのコブシも標高の低いエリアは満開です。
移住して三回目の春、あれっ?今年コブシ早くないかい?古くからこの地に暮らす方々も今年は早い!と口々に。三月も、そして四月に入ってからも暖かい日が多く例年より早く元気な春になりそうです。
元気というのもここ二年雪の少ない清里にしても雪が異様に少なく、春を迎える植物にとって元気のもとが少なかったと思われます。
しかし今年の冬は久々の清里としては大雪の冬でした。「雪解け〜せせら〜ぎ」いい雪解け水が豊富な春です。
ヒュッテ・グーテライゼ!の樹木達の新芽もここ一、二年に比べて10日は早く芽が出たかなと思ったのもつかの間、21日は20℃に迫ろうかという暖かさ、一気に芽吹きが進みました。いつもながらエネルギッシュで可憐な新芽にレンズを向け続けました。
さて、春といえば花、拙宿がある牧場通りも恒例の春を住民有志で植えました。先週4/14清掃美化作業を行い、本日4/21は第一回目の花植えの日です。これでゴールデンウィークに訪れる旅人を少しでも春景色でお迎え出来ます。まだ雪が残る八ケ岳連峰の山々も麓の暖かさと花の色香が伝わっていることでしょう。
牧場通りの花植えが終わってから宿周辺のレストラン・宿の共同看板の花植えをしました。このかっこいい共同看板のデザイン・製作を担当したのは森のレストラン・イゾルデのオーナーシェフです。もちろん植える花も彼のセンスです。フレンチの盛りつけに通じるものなのですね。彼の料理はよくあるちまちました食材を皿に並べるのでなくボリューム一杯の料理を絵画のようなそしてお花畑のように盛りつけにしてしまうアーティストです。そのレストランの庭園も勿論彼のセンスに溢れています。完全予約制のお食事が終わったあとはテラスでお茶して庭園のお散歩をお勧めします。
そして宿の入り口にも花を植え始めました。勿論勿忘草中心です。植えたそばから蜂がおいしそうに勿忘草の花から花へと忙しく移り続けていました。
昨年ビーツを育てる為にお借りした畑を今年の準備をする為に耕す作業を手伝いました。素人が手を出すと邪魔になりそうなところをわたしが堆肥や肥料を撒き、畑の主である近所のフレンチのシェフがトラクターで耕し、今年の畑の準備が一歩進みました。ゴールデンウィーク空けに畝を作りいよいよビーツの種植えです。
今年は同じ畝でルッコラも育ててみようと思っています。拙宿の夕食はイタリアンがベースです。その大切な要素であるルッコラ、しかし都会のスーパーと同じくらいいいお値段なのでいちいち購入していてはお飾りでしか使えません。
さて、ふんだんに「ルッコラのサラダ」として登場出来るか?
虫たちも大好物なので彼らとの競走が始まります。
それでは「良い旅を!」
清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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君は誰?
http://gutereise.exblog.jp/7468361/
2008-02-04T10:10:00+09:00
2008-02-13T17:20:42+09:00
2008-02-13T17:16:54+09:00
gutereise
清里の杜より
清里へ移住して三回目の冬。
初めての冬は近来稀な厳しい寒さの冬でした。同じ2月頃は毎日のように最低気温は零下十五度!凄いところに来たものだ、とあきれていた毎日でした。しかし雪は少なく春を待つ植物達は寒気に直接さらされて辛い冬だったでしょう。
そして昨年二回目の冬はうって変わって暖冬。2月の清里で雪が降らず雨が4回降りました。勿論積雪もほとんどなくせっかく買ったスノーシューもアメリカ製の雪掻きスコップも出番がありませんでした。
そして今年の冬、来ました来ました昨日から降り続いた雪は35cm近く! やっと雪掻きスコップも大活躍です。ポストも雪の帽子が重そうです。でも雪が降り続いても一端止めば高原の青空が登場します。
牧場通りも勿論除雪車のお世話になりました。豪雪の雪国に比べればこんなものですが清里にとっては久々の大雪でした。
除雪と合わせて融雪剤を散布してくれるので国道など主要道路は一気に雪は消えてしまいますが、ヒュッテ・グーテライゼ!への道など枝道や駐車場などはしっかり雪が残りますので雪になれていない地方からいらっしゃる旅人の方々は自動車の旅は心配の種です。
雪が降ったあとのお楽しみ。杜の樹木は白い飾りを身につけ牧草地は未踏の雪原が続き午後の陽にきらきらと輝いています。
おや?よく見ると雪原にはしっかりと杜の住人達の足跡がついています。ヒュッテ・グーテライゼ!へ入る角の牧草地にもしっかりと杜の住人の足跡が。
さて、君は誰?
40cm近く積雪があるので足の短い動物はラッセルの跡がつくし、足の長い動物なら鹿は歩幅が広いし。さて誰かな・・・
道端の雪原への入り口、しっかりと跡がついていました。二本足が並んでいます。
うさぎでした。
雪原に付いているのは一生懸命飛びながら前に進むうさぎの全身の痕でした。一生懸命飛んでいる姿が目に浮かびますね。
翌朝、翌夕同じ足跡が雪原を横断した後が増えていました。今度こそ目撃したいものです。
この清里にとって大雪が来たおかげで清泉寮で行われているウィンターフェスティバルのソリコースには人数の割には歓声が上がっています。でもよく耳を澄ませて聞いてみればちびっ子たちの歓声に混じってパパさんの歓声の方が大きいような・・・
いつものビューポイントからの山々は麓の杜も真っ白。スノーシュートレッキングに出掛けるのが楽しみです!
それでは「良い旅を!」
清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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雪兎
http://gutereise.exblog.jp/7467469/
2007-12-17T10:10:00+09:00
2008-02-13T14:21:47+09:00
2008-02-13T14:17:00+09:00
gutereise
清里の杜より
冬はやはり駆け足でやって来ました。
何カ月か振りに土曜日のお泊まりの旅人がいらっしゃらず、のんびり起きた本日・日曜日、目が覚めたら天気予報に無かったのに一面銀世界。しっかり積もるのはこの冬初めてです。十日前のうっすら雪化粧と比べたらだんだんと冬が深まってゆきます。
しかしこの雪を楽しまない手はありません。自分で散歩してもよいのですがこういう時こそ八ケ岳自然ふれあいセンターのレンジャーによるミニガイドを、ということで早速でかけました。標高1130Mの拙宿で3CM少々なので標高1350M程の八ケ岳自然ふれあいセンター周辺は10CM近くの積雪でした。
さっそくミニガイドの出発です。レンジャーが最初に取りい出したるものは黒い布地。テーブルに広げ降り積もる雪の結晶の観察でした。カメラにマクロレンズつけてくるんでした!でも肉眼でもルーペでしっかり見ることが出来、空からの雪の便りを楽しませてくれました。いとも単純な観察ですが日頃忘れてしまった身近な自然をいかに大切にし、楽しむかを思い出させてくれました。
まだまだうっすらとした積もり方なので樅の木の梢に積もった雪はデザートに飾り付けた粉砂糖のようでした。こんなところでも来週に迫ったChristmasスペシャルのデザートのことが頭かはなれないのでした・・・
木の下から見た雪の積もった梢も素敵な姿です。
自然を愛し、大切にしているレンジャーの方々にとって自然からの贈り物は遊び尽くすことを知っています。しっかりと即興で雪うさぎの完成です。すぐ近くの冬木から兎の眼と鼻・口・耳を見つけてくるところはさすがです。
この一面の雪景色、もうすぐ杜もしっかりと雪に埋もれます。この時に備えリスたちはあちこちに杜の冷蔵庫を準備しているはず。どんぐりなどは土に埋めたり落ち葉に隠したり、松ぼっくりも雪の下落ち葉の下に隠されているかも、ということで松ぼっくり探し。
忘れん坊のリスたちが隠したドングリは置き去りにされ、やがてそこから芽が出て杜になってゆきます。
ほんのミニガイドツアーでしたが自然が大好きなレンジャー達に新しいまた忘れていたことなどを思い出させてもらった小さな旅でした。
そして今日日曜日十五時からは同じく八ケ岳自然ふれあいセンターで恒例の「私のブックマーク」(読書茶話会)が行われました。いつもは平日の夜に行われる会ですが毎回丁度旅人のお泊まりがあり久々の参加です。今日のお題は『アフリカ旅日記 ゴンベの森から』、勿論星野道夫さんの本で、亡くなる直前に脱稿した大型写真集をブレイクダウンした単稿本です。アフリカゴンベの森でチンパンジーの研究保護に半生をかけた女性ジェーン・グドールとともにこのゴンベの森を訪ねる旅が描かれています。普段アラスカがフィールドの星野さん、フィールドワークの大先輩ジェーン・グドールとの旅で素直に楽しそうです。機会があれば大型写真集の方を是非ご覧ください。
毎回夕方にかけてこの会場で行われると会の終盤は南アルプスの山々に落ちる夕陽が気になって気になって集中出来ません・・・八ケ岳南麓はいつどっちを向いても絶景です。
古代人が足を留めて住み着くのもわかります。
自分もそうしたように。
それでは「良い旅を!」
清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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冬支度その二
http://gutereise.exblog.jp/7467301/
2007-12-04T10:10:00+09:00
2008-02-13T14:07:11+09:00
2008-02-13T13:33:08+09:00
gutereise
清里の杜より
今年の紅葉は極彩色とお伝えしましたが特に美しかったもみじの光景です。これは十月最終週でした。もみじは八ケ岳南麓何処へ行ってもまれに見る美しさでした。
十一月一週目に入っても杜の散歩道で秋の名残がそこここに。
近年まれに見るもみじなどの美しさは落葉した後も美しさを保ち落葉の絨毯となり旅人を迎えてくれました。
そして今年の遅い紅葉も終わりを告げる頃、杜の街は一気に冬が訪れます。冬支度本番です。清里を訪れる旅人もめっきり少なくなり静かな静かな山麓の自然と空気を住民達も肌で強く感じる季節です。異国の牧歌的な雰囲気が漂う我が街牧場通りも静かな自然に戻り紅葉たちはのびのびと彩りの秋の終演に向かっています。
そんな中我が街清里朝日ケ丘の住民に集合の号令がかかります。ことしも清里牧場通りの牧柵の更新作業を住民有志の手で行うのです。
二十年近く前牧場通りの雰囲気景観の統一の為作られた通り沿い共通の柵が老朽化してきた為三年がかりで作り替えているものの三年目、ことしでひとまず作業は完了しました。
作業の帰りに山を見に行くと八ケ岳連峰の山々は冬の衣装を纏っていました。
翌朝ヒュッテ・グーテライゼ!はうっすらと白い化粧をしていました。冬は駆け足でやってきます。
この清里朝日ケ丘班景観委員会の活動などはこちらをご覧下さい。
この街は素敵ですよ〜
それでは「良い旅を!」
清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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冬支度
http://gutereise.exblog.jp/6733536/
2007-10-28T10:10:00+09:00
2007-11-01T01:39:24+09:00
2007-11-01T01:28:35+09:00
gutereise
清里の杜より
今日はここ牧場通りの住民達の秋祭りです。昨日の夜関東沖を急襲した台風20号のおかげで八ケ岳南麓の高いところは真っ白です。そうです、紅葉のまっただ中なのにこの秋祭りが終わると高原は冬支度です。旅人もめっきり減るこの時期、住民達も動物達も植物達も冬支度に勤しみます。
後ろでは真っ白な八ケ岳南麓が見守ってくれています。
そんななか牧場通りにとって大事な冬支度、今年三回目で最後の牧草刈りが行われました。宿のすぐ下の牧草地、昨年は刈った牧草を丸めるところまでしかお伝え出来ませんでしたが今年は牧草のラッピングをなんとか撮らえることができました。
トラクターはご存知John Deere。清里にお似合いのトラクターです。様々なお役目のトレーラーを取っ換えひっかえ、まずは牧草を刈り天日に干します。次に乾いた牧草をロールにし、ラッピングトレーラーの登場です。
まず牧草ロールをトレーラーの腕に乗せます。
アームにセットされたラップはぐるぐるとまわり牧草ロールをラッピング始めます。同時に牧草ロールを乗せた腕は回り牧草をゆっくり回転させます。そうしてラップする位置を少しずつ移動させてゆきます。あっという間にぐるぐると巻き終わります。
巻き終わった牧草ロールをその場に置き次の牧草ロールをラップしにトラクターは移動してゆきます。こうして一ヶ所の牧草地の牧草達はラップされたのです。このあと酪農家は日が暮れてからもヘッドライトをつけて巻き終わった牧草ロールを牧舎へ運んでゆきました。
冬支度は忙しいのでした。
うちの薪も早く割らないと・・・
薪割りの一歩手前の丸太が山になって割られるのを待っているのです・・・
冬を迎えるということは「人生」です。
それでは「良い旅を!」
清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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今年の杜は極色彩
http://gutereise.exblog.jp/6733345/
2007-10-25T10:10:00+09:00
2007-11-01T01:18:03+09:00
2007-11-01T00:59:42+09:00
gutereise
清里の杜より
八ケ岳南麓清里高原に移住して丸二年が過ぎました。三回目の秋を迎えています。移住する前からここ八ケ岳南麓の秋の紅葉が大好きで毎年必ず訪れてきました。しかし移住してからの秋は紅葉の色づきに恵まれず昨年などは紅葉を通り越して茶色く枯れてしまう葉々ばかりが目立ったものでした。今年の紅葉は見事です。10日から二週間ほど紅葉が遅れているようですが黄葉、紅葉とも色鮮やかで見事です。とくにもみじはまだ色づき始めたばかりですが鮮やかな赤色に染まり始めました。
いつものお散歩コース、山梨県立八ケ岳自然ふれあいセンターの杜の路を歩いてきました。自然のままウッドチップを敷き詰めた杜の路はとても歩きやすく小さなお子様連れ、年配の方々でも杜の雰囲気を手軽に楽しめるいい杜です。
しばらく歩くとキープ協会ファームショップ裏の広大な牧草地に面したウッドデッキにでます。ここからは富士山も望め何も音のしない広大な風景をしばし楽しめます。春に行われた満月の夜のムーンライトハイキングではここで角を突き合わせる牡鹿同士のバトルの音がカキーンカキーンと聞くことが出来たそうです。
小さなせせらぎの音だけが聞こえる杜の径をゆったり歩く、いい時間でした。真冬葉が全て落ちた杜の径もなかなかいいですよ。
色彩豊かな風景ばかりではありませんよ。
ふと目を下にやるとふかふかで寝心地の良さそうな落ち葉の絨毯が広がっています。
宿のベランダは掃いても掃いても朴の葉、ミズナラ、カエデ等の葉で埋まってしまいます。ミズナラは今年もどんぐりを次から次へと屋根に落としてくれ、かんかんころころと屋根を転がる音で真下にある和室の旅人はさぞかし賑やかなことでしょう。なので和室の名前は「どんぐりの間」なのです。
是非ドングリが落ち続ける音の中、和室「どんぐりの間」のご利用をお待ち申し上げます。
それでは「良い旅を!」
清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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いのち
http://gutereise.exblog.jp/5962359/
2007-07-24T10:10:00+09:00
2007-11-01T00:52:15+09:00
2007-07-24T11:31:50+09:00
gutereise
清里の杜より
本日七月二十四日は朝から雲一つない快晴!湿気の多い夏は八ケ岳連峰の山々はなかなかその全貌を現してくれませんが今朝は緑の衣を纏った山々が群青色の空に浮かび上がっていました。
昨晩お泊まりの旅人は夜のお散歩で見事な星空を楽しんだそうです。
しかし梅雨明け宣言はまだかしら?慎重ですね・・・
先日の台風でたっぷりと雨を飲み込んだ大地からは見事なお野菜が生み出されてきました。
地元の農家の方の畑の一角をお借りして種を蒔いたお野菜がみごとな実を付けて初収穫となりました。
そのお野菜はビーツです。
ロシア、北欧など寒い地方で食べられている、そう、ボルシチに使う真っ赤な実です。
日本では長野県でよく作られているようですが、清里の寒さでも良く出来気候的にもビーツのよく似合う特産になると思うのですが。
昨年の夏もナカナカ手に入らないビーツをシンプルに蒸し焼きにして大胆にスライス、素材の持ち味をそのまま旅人の皆様に味わっていただいたものです。
そのナカナカ手に入らないってのは困るので今年は作ってしまいました。種を蒔いて二カ月、見事に繁った畑はいのちに溢れています。
大地のいのちの香りそのものが楽しめるビーツをお楽しみに!
今月は自分のすぐ近くでいのちについてとても考えさせられるできごとがありました。人間も動物も植物も自然からいのちを預かっているだけに過ぎません。元気ないのち、あまり元気の無いいのち、でもみな大切ないのち。八ケ岳南麓はそれこそ沢山のいのちに溢れています。自分もその中の一つ、自然によって生かされているということを大切に自然にゆこうという心境になりました。
たった一つしかないいのち、大切に大切に。
今月初旬いつもの牧場通り景観委員の面々による通りの花植えを行いました。花壇の花が終わった所は植え替え、ポケットパークにはベリー系の木を植え夏から秋の通りを華やかにしてくれます。
本日はこれより夏本格に入る前の準備、野のスグリを摘みに行き、あっという間に生えそろう草達の刈りとりです。
セミと鴬の啼き声が両方聴こえる高原の夏は真っ盛りです。
それでは「良い旅を!」
清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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農鳥(のうとり)
http://gutereise.exblog.jp/5763860/
2007-06-30T22:00:00+09:00
2007-07-01T23:32:56+09:00
2007-06-30T22:06:39+09:00
gutereise
清里の杜より
数日前富士山に「農鳥(のうとり)」が一カ月遅れで現れたとニュースが流れていました。
「農鳥」とは富士山の残雪が融け、山肌の残雪の模様が丁度鳥が羽ばたいている形に移ろってきたら田植えをする各地に伝わる農家の方の季節の指標の一つです。
他の地域には北アルプスの「白馬」は「代馬」と呼ばれている指標があります。やはり残雪が「白馬」の形になったら田植えをして良い、などがあるようです。こちらは地名の由来とも言われています。
この「農鳥」がこんなに遅れることは珍しいとのこと
地球が心配です
そんな高原も流石に夏。
フルーツ王国山梨の呼び名の通りお野菜だけでなくフルーツも続々と実ってきました。
先陣を切るのはさくらんぼ。山梨でも標高の低めの地域は先日から真っ盛り
標高の少し高目、ヒュッテ・グーテライゼ!からは車で十分ほど下った標高800Mほどのさくらんぼ農園は先週末6/23からさくらんぼ狩りが始まりました。その少し前一粒試食、甘〜い!一パック家族用にご購入!この地域のさくらんぼ狩りは7/15ころまで、その直前くらいから七月下旬までは標高の高い
ここ清里の農園でさくらんぼ狩りができます。
そして七月下旬にはブルーベリーが清里でたわわに実ってきます。宿から徒歩三分ほどのところのブルーベリー農園のブルーベリー狩りは無農薬で大粒です。昨年自分もいそいそと両手と口のまわりを紫にしてほおばりました。
ここは周辺宿の利用者向けに割引してくれて昨年は三十分食べ放題お土産パック付きで1200円でご案内できました。(今年は詳細未定です)
こちらは夏の間ずっと楽しめそうです。
チェックインの際にお申し出いただければ予約もいらずすぐに楽しめます。
(お土産パックが付くのでお帰りの際に楽しむのがいいですね)
お、フルーツに目がない方、気がつきましたね!
うまくすると七月の下旬はさくらんぼとブルーベリーが
両方楽しめるなんて!
そして自然大好きな方にビッグニュースです。
この春封切りになったばかりの地球交響曲 ガイアシンフォニー 第六番が無料で楽しめます。清里清泉寮の向かい県立八ケ岳自然ふれあいセンターで7/7(土)七夕の日に上映会が行われます。
八ヶ岳環境映像祭 2007
地球交響曲 ガイアシンフォニー 第六番 上映会
長屋和哉 虚空の音 演奏会
・内容 EARTH VISION 地球環境映像祭の一環として、毎年清里にて
行われているプログラム。今年は、龍村仁監督の話題の
映画の最新作を上映します。映画の中でも登場する、北杜市
明野町在住の長屋和哉さんに、生の演奏も披露して頂きます。
・日時 7月7日(土)
午前の部 9時〜12時
午後の部 2時〜5時
・会場 八ヶ岳自然ふれあいセンター
・料金 無料 (要予約 各回定員200名)
・お問合せ、お申込み TEL:0551-48-2900
それでは「良い旅を!」
清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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梅雨入り?
http://gutereise.exblog.jp/5761834/
2007-06-16T10:10:00+09:00
2007-06-30T18:26:29+09:00
2007-06-30T18:23:11+09:00
gutereise
清里の杜より
変な天候続きの今年、梅雨入りもいつもの年より遅かったですね。
丁度梅雨入り直前を狙ってヒュッテ・グーテライゼ!がある清里牧場通りの牧草地では一斉に牧草の一番刈りが行われていました。
刈った牧草を数日間天日に干して梅雨入りの雨の予報の直前に牧草をロールに纏めラッピングをする段取りをしていたようでした。
そこへ梅雨入りの雨が一日前倒しになる予報がでてしまい酪農家の方は大急ぎで雨に大切な牧草が濡れしまわないよう、雨が降る前にせっかく干した牧草をまとめる作業を深夜まで続けていました。
いつもならシーンと静まり返っている深夜の高原にトラクターの音が響き渡っていました。
これも高原の生活の一つです。
こんな酪農家泣かせの慌ただしい梅雨入りとなったかと思えば、梅雨入りしてわずか二日程、目の覚めるような快晴のお天気!梅雨から夏にかけては空気中の湿気の為もあり清里から八ケ岳連峰がはっきりすっきり見渡せる日はほんのわずかです。それが梅雨入りして二日ほどで今までに見たことがないくらいの鮮やかなお天気に。いつものビューポイント八ケ岳高原大橋展望台から見た八ケ岳連峰、その南麓は見渡す限り深い緑の森が果てしなく続いています。
八ケ岳連峰は山々が並んでいるのではなく広ーいエリアに点在している山々が並んで見えるのです。そのエリアは野辺山〜小淵沢、中央道沿いに富士見〜原村、そして長野側に入り蓼科と大変広いものです。
何十万年か昔、この広いエリアを裾野とした巨大な富士山のような山がそこにあり、ある時大噴火が起こり富士山のような巨大な山は上が吹っ飛んでしまったようです。そんな時代の風景も是非見てみたいと思いますが・・・
下の写真のビューポイントは野辺山高原から見た八ケ岳連峰です。清里からほんの10km程離れるとこれだけ山並みが違って見えます。古代人たちは終の住み処を探す旅の途中どの山並みの風景に決めようかきっと悩んだことだと思います。
それでは「良い旅を!」
清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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あっという間に宿屋は一周年!
http://gutereise.exblog.jp/5761534/
2007-06-01T10:10:00+09:00
2007-06-30T17:43:32+09:00
2007-06-30T17:41:22+09:00
gutereise
清里の杜より
ヒュッテ・グーテライゼ!のテラスの真ん前に朴の木があります。朴葉味噌、朴葉焼きに使う大きな葉っぱはご覧になったことがある方も多いと思います。ゴールデンウィークが終わり他の広葉樹達と一緒に朴の木の新芽がでます。そこは朴の木、新芽もジャンボです。
それがひと月もたたないうちにこの大きさ!もうすぐ両手で花の形を作るくらいの巨大な蓮の花のような白い花をつけます。そして秋にはこの巨大な葉っぱが紅葉した後落葉します。ばさばさばさと突然落ちてくるといったい何事だ!と思うほど。とてもダイナミックな葉っぱの一生です。
せっかくの自然の恵み、この朴の葉を使いお料理をTRYしてます。あまご、岩魚などの朴葉焼き。どうなりますか・・・
これからも朴の木の葉っぱが巨大になったらヒュッテ・グーテライゼ!のアニバーサリーであることを思い出すでしょう。
それでは「良い旅を!」
清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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春のお散歩
http://gutereise.exblog.jp/5502565/
2007-05-20T10:10:00+09:00
2007-05-31T09:45:43+09:00
2007-05-31T09:41:11+09:00
gutereise
清里の杜より
八ケ岳山麓もめっきり春めいてきました。とは言っても八ケ岳山麓標高1600m付近はまだ新芽も芽吹き始めたところ。標高1130mにあるグーテライゼの杜より二〜三週間は時季がずれています。その山麓へ軽いお散歩に行ってきました。小淵沢の直ぐ近く、八ケ岳高原ラインから観音平へ登る道を一気に。途中の落葉松の森は先にご紹介した可愛らしくも力強い新芽が一斉に吹き始めたところ。綺麗な新緑色が森一面に広がり新緑の宇宙空間を漂っているようです。観音平からは八ケ岳連峰編笠山等への登山口になっています。叉下界に目を向ければ南アルプスは勿論その間にある小淵沢から韮崎方面まで眼下に広がっています。
軽いお散歩と言うことで同じ標高部分を2.3km程行くと三味線滝があるので今日はそこまでを往復。芽吹き始めたばかりの山麓の森を歩き三味線滝に到着。小さな滝ですが三本細い滝が落ち、なるほど三味線です。ささやかなマイナスイオンをしばらくの間浴びていました。小さな虹が和ませてくれます。
登山道(登ってませんが)の脇には可憐な野の花が春の舞台に舞っていました。
それでは「良い旅を!」
清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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八ケ岳南麓の山桜たち
http://gutereise.exblog.jp/5500278/
2007-05-10T10:10:00+09:00
2007-05-31T09:42:05+09:00
2007-05-30T23:31:51+09:00
gutereise
清里の杜より
清里高原もゴールデンウィークが終わると待ち焦がれたかのように花々が咲き乱れ始めました。
里山も無数の緑色に新緑が輝き浮かび上がるようです。その中で山桜がぽつりぽつりとおくゆかしく山腹の新緑の杜に華を咲かせています。絶妙のバランスでそこここに映える山桜は自然のなせる「美」、誰も意識してデザインできるものではない。
八ケ岳南麓には山桜のような素敵な方が大勢いらっしゃいます。
そのなかでも命の力に溢れる季節にぴったりな方を今回ご紹介します。
清泉寮より坂を下りたところにある清里聖アンデレ教会の姉妹教会、日本聖公会・長坂教会(中央道長坂IC近く)の司祭
松村誠さんです。
星野道夫さんに影響を受け写真家を志し、アラスカまで星野さんに会いに行き星野さんは弟子をとらなかったので様々なアドバイスを頂いたようです。その後帰国して写真界の大御所故並河萬理に師事、今は教会の司祭をなさる傍ら八ケ岳南麓の自然を優しい眼で見つめ続けた写真を紹介し続けています。
その松村司祭が山梨日日新聞へ連載していた写真コラムを纏め直して「松村誠写真展」として八ケ岳自然ふれあいセンターで展示されています。
「松村誠」写真展
4月25日(水)〜6月17日(日)
内容
県立八ヶ岳自然ふれあいセンターでは今年度一年間を通じて
「生命(いのち)」をテーマとした展示や講演会などを展開して行く予定
その最初を飾るのは、長坂聖マリヤ教会・司祭の松村誠さんの
生命感あふれる写真の数々です。
(山梨日日新聞にて連載された写真と文章が30点づつ)
後援
山梨日日新聞
優しい写真と心温まるメッセージを是非ご覧ください
この可愛い新芽は落葉松(からまつ)の新芽です。
落葉松は字の如く、秋、葉が黄金色になった後全て落ち冬は冬らしい景色の中心になっています。その新芽は圧巻です。寒々しい樹影をよく見るとわずかながら新芽が出てくる準備をしている。あっという間に落葉松の森は無数の可愛い新芽がにょきにょきと命を芽吹きます。枯れ木色一色の森は一面命に溢れてゆきます。命の尊さ、力強さが体感出来る八ケ岳南麓の春です。
一輪の山桜がもう新緑が繁り木漏れ日となってきた春の陽を受け命を繋げています。
それでは「良い旅を!」
清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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春を連れてくる
http://gutereise.exblog.jp/5763542/
2007-04-23T10:10:00+09:00
2007-06-30T21:41:37+09:00
2007-06-30T21:38:30+09:00
gutereise
清里の杜より
ヒュッテ・グーテライゼ!がある清里牧場通り一帯の住民達による街造りは何度かこのブログでもお伝えしています。長い清里高原の冬が終わる頃を見計らい先週のように雪が降ったり霜が降りたりはもうしないと判断出来るゴールデンウィークを控えたこの日、牧場通りに春を連れてきました。
月一回の通りの美化作業、本日は草刈りの後花植えです。牧場通りの一番南側の国道からの分岐点はライトアップされた花壇の舞台があります。まずは総出でこのメイン舞台の花植えです。住民も多才な方々がいらっしゃり、植物・ガーデニングのプロの方が市場でお花を仕入れてきて、花植えの現場で陣頭指揮をとっている方がフレンチの名店のシェフです。料理を作り盛りつけを奏でるように花を植えてゆきます。
清里へお越しになったら是非牧場通りをゆっくりと進んでみて下さい。
それでは「良い旅を!」
清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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名残雪
http://gutereise.exblog.jp/5179935/
2007-04-19T09:51:00+09:00
2007-05-30T23:39:12+09:00
2007-04-19T09:51:08+09:00
gutereise
清里の杜より
夕方位からみぞれ混じりの春の雪かと思いきや夜に入ると梯子を降りるようにしんしんと静かに降り続いています。
スタッドレスタイヤは四日前にノーマルに戻してしまった。
積もらないでね。
「四月一杯スタッドレス脱いじゃ駄目だよ」永く地元に暮らす方の言うことは聞くものです。
過去ゴールデンウィークに景色が白くなったことがあったらしいです・・・
さすが高原、侮れません
翌4/19朝3cmほどの積雪でした。この写真を撮った7:00には太陽が出て
9:30にはほとんど白い世界は叉消えてしまいました。
昨日は鴬の初啼きを聞いたばかりでしたが、これで高原も春が一気に訪れます。
それでは「良い旅を!」
清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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いのち
http://gutereise.exblog.jp/5127713/
2007-04-12T21:44:00+09:00
2007-05-30T23:40:41+09:00
2007-04-12T21:44:39+09:00
gutereise
清里の杜より
そんななか3/24ころ大泉の八ケ岳倶楽部の庭でフクジュソウガ咲いていました。すぐ横でやはりカメラを構えていた柳生真吾さんに聞いたところやはり例年より三週間程早いそうです。柳生真吾さんはNHK趣味の園芸の司会、ガーデニングの本の出版などされていますが、八ケ岳の自然をモチーフにした写真も撮り続けていて、八ケ岳倶楽部のホームページに、また倶楽部で販売している写真葉書にと沢山の素敵な写真を発表されています。
自分もこの地に移住した楽しみの一つが八ケ岳の自然を写真で綴ることでしたので、自然の素敵な姿をどんどんデータに収めていきたいものです。(ひところでしたら「フィルムに収める」でしたが・・・)
まずは足元から。当宿の入り口のツツジの新芽。話しかけてくるようです。
そしてすぐ前を走る牧場通りの辛夷(コブシ)の芽。一つ一つの芽に表情がありとても植物の芽とは思えません。ジッとこちらを見られているかのようです。この写真を撮った直後標高で言うと2〜30M下からコブシの花が咲いてきました。
山暮らしは都会に比べると人が少なく寂しいように思えるかもしれませんが、とんでもありません!こんなに沢山の命が冬を越し春を待ち焦がれて次から次へといのちを主張しています。小鳥も、まだ見ぬ小動物たちも、木々も草花も、何処にでもいる植物も絶滅危惧種もそれぞれ懸命に生きています。力強くて可憐です。
その「命」が八ケ岳自然ふれあいセンターの2007年度のテーマになるようです。ホームページにはまだ詳細は載っていないようですが八ヶ岳環境文化速報というメルマガ4/5号に次のように記されています。八ケ岳自然ふれあいセンターホームページ/八ヶ岳環境文化速報インターネット版より転載。
“ 〜生命(いのち)〜 ”
能登では地面が揺れ、都心では春だと言うのに雪が舞いました。
便利で快適な生活を送る私たち人間に対して、自然は時に、その
はかり知れない力の大きさを見せつけます。
(被災地の皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。)
昨年、一年間(2006年度)を通じて進めて参りました、星野
道夫 Memorial Year の事業も、先月にてひとつの区切りを付け、
今年度(2007年度)は、星野道夫さんの作品の中でも重要な位置
を占めている「生命(いのち)」を大きなテーマとして、展示や講演
会などの事業を、引き続き展開して行こうとしています。
実は星野さんのメモリアル事業を展開しつつ、生命の重みの感じられ
ない事件や事故が起こるたびに、腹立たしく思っていたことが有ります。
「生きたくても、生きれない命も有るはずなのに‥」と、いつも感じて
いたのです。
自然に対して、人間の思うように(都合のいいように)姿をかえよう
とするのは、人間の思い上がりです。
与えられた命を、自分のものであれ、他人のものであれ、勝手に
絶とうとするのも、大きな思い上がりです。
天から授かった生命は、やがて土に還ってゆきます。ありとあらゆる
ものに公平に与えられた宿命です。急いで絶つ必要なんて、どこにも
有りません‥
清里の谷口牧場で一緒に汗を流した大切な親友を、山の噴火という
自然の力の猛威によって失った星野さんは、生きる意味や生きて行く
方向について悩みに悩んだ時期に、何度か清里に足を運んだそうです。
時には森の中に一人きりで身を置いてみる。静かに自分と対話して
みる。(大切なことは、森が教えてくれるかも知れません。)
そして、心がザラつく時には、星野道夫さんの写真や文章に触れてみる。
メモリアル事業を担当した、私からのお薦めです。
今年度も、生命の輝きや不思議さ、そして生命感と笑顔の溢れる
ふれあいセンターにしたいとスタッフ一同張り切っています。
どうぞ、気軽にいつでもお立寄り下さい。
染谷 和則
今度のゴールデンウィークから早速「いのち」をテーマとした催しが八ケ岳自然ふれあいセンターで始まるようです。八ケ岳には沢山の自然・命を大切にする素敵な人が大勢棲んでいます。風景自然だけでなく今年は八ケ岳に生息する素敵な人達も紹介していきたいと思っています。さて筆無精が何処まで実行出来るかナ?
我が宿の春のテーマ花、勿忘草(ワスレナグサ)を入り口に植えました。英名は「 Forget-me-not 」訪れてくれた旅人に「清里を忘れないでネ」の思いをこめて、宿を出発する時に必ず目につくところに植わってもらいました。ワスレナグサはアラスカの州花で星野道夫の本にも登場します。
ワスレナグサの語源は、昔中世のドイツ、騎士ルドルフは、ドナウ川の岸辺に咲くこの花を、恋人ベルタのために摘もうと岸を降りたが、誤って川の流れに飲まれてしまう。ルドルフは最後の力を尽くして花を岸に投げ、「Vergiss-mein-nicht!((僕を)忘れないで)」という言葉を残して死んだ。残されたベルタはルドルフの墓にその花を供え、彼の最期の言葉を花の名にした。
このような伝説から、この花の名前は当地ドイツで「フェアギスマインニッヒト(Vergissmeinnicht)」と呼ばれ、英名もその直訳の「フォーゲットミーノット(Forget-me-not)」となったそうである。(Wikipediaより)
それでは「良い旅を!」
清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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