Gute Reise !

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2006年 04月 11日

もうすぐ春、でも春はまだ


f0090019_23334323.jpg今日は濃い霧が立ちこめています。いつのまにか、霧の中に見る周りの牧草地はうっすらと緑が色づいていました。牧草も、木の芽も霧の中でじっくりと春の訪れを待っています。


f0090019_23355142.jpgすぐ近くの牧舎跡です。霧の中、牧歌的です。清里がある北杜市、そのなかの向日葵畑で有名な明野町は日本一の年間日照時間を誇ります。勿論清里高原も有数の日照を誇っています。晴天の高原も良いですが、霧の中の散歩も詩的です。


f0090019_2336319.jpgヒュッテ・グーテライゼ!は牧場通りから少し入った丘の上に佇んでいます。牧場通りから入る道にはこの看板があります。レストラン、コテージ、ペンションの名前が並ぶこの看板にヒュッテ・グーテライゼ!ももう少しで仲間入りができそうです。
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# by gutereise | 2006-04-11 22:10 | 清里の杜より
2006年 03月 10日

牛のマンホール

f0090019_2248588.jpgヒュッテ・グーテライゼ!は清里のメインストリート国道141号線の左側を南北に走る牧場通り沿いに佇んでいます。牧場通りは清里のシンボル清泉寮の前の道を南へ下りJR小海線の踏み切りを渡った所から始まり、乳牛の牧場、馬術馬を預かったり一般の乗馬体験ができる牧場、小さな旅人に大人気のポニー牧場などが牧草畑の合間につづくその名のとおりの3kmほどの長閑な通りです。清里駅前や国道側の賑やかさとは一味違う旅人がのんびりと清里を体験できるエリアです。牧場通りでは観光土産を買いたい時、メルヘン調の鮮やかなピンクやイエローのペンションに泊まりたい、そんなご希望にはそえる施設が無いのです。この通りの建物はウッディーそのもの、木造山小屋風、白い漆喰調の欧風建物、ログハウスとイメージに一貫性があります。この通りにある旅人達が楽しみにして訪れるお店や施設の代表的なものは、黒井健絵本ハウス、えほんミュージアム清里、ケーキの店・清里マチス、オーベルジュ・ル・マリアージュ、完全予約制フレンチレストラン・イゾルデと清里の観光ガイドブックの各ジャンルトップページを飾る素敵な店ばかりです。


f0090019_22495893.jpgこの通りの地区活動の一環に景観委員会というグループ活動があります。建築の申請があれば通りのイメージどおりであるかどうか審査を行ったり、通り沿いに立っている柵は地区の住民の有志が手作りしたもの、清里を巡回する観光ピクニックバスの停留所はベンチ付きのウッドデッキが設えられている、道路際には季節季節の花々、これらはみんなこのグループ活動の仕業です。とても素敵な住民達です!勿論この素敵な牧場通りに建っているからこそヒュッテ・グーテライゼ!をやる事にしたのですから・・・しかし想定外の驚きはマンホールの蓋で牛がにこやかにこちらを見つめていることでした。

おそるべし牧場通り!
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# by gutereise | 2006-03-10 10:10 | Hütte Gute Reise !
2006年 03月 07日

春・虫・虫

f0090019_23405513.jpg暖かくなってきました。なかなか氷点下5度を下る事が少なくなったと言う事ですが・・・
Gute Reise !の玄関に積んであるナラ、クヌギの薪の束の中では沢山の虫が冬を過ごしています。ある風もない静かな昼下がりの我が家の玄関、何か物音がしている・・?小さな「かさかさ」「しゃかしゃか」という音が無数に聞こえる。物凄く沢山!その音はどこから聞こえるの?まるで枯れ葉のやまの中で無数のアリがいるみたいな・・・その源はなんと薪の中からでした。「おいっ、もう春じゃねえだか?」「そうだべ」と山梨弁は聞こえませんでしたが、確実に何かが蠢いて(うごめいて)いる。啓蟄がもうそこまで来ている。すかさずシジュウカラ達が薪の山に舞い降りてきて何かをほうばっていきました。

春がそこまで来ています。迎えに行かなきゃ・・・!
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# by gutereise | 2006-03-07 10:10 | 清里の杜より
2006年 03月 04日

おいしいおが屑

さて苦労して我が家まで運び込んだ薪用の原木、これを薪割りする為薪の長さに玉切りしなければなりません。玉切りをするために欠かせないのがチェーンソーです。この杜では秋になると杜のどこかで作業機械用のエンジン音が鳴り響きます。そんな杜の必需品、さ、道具から入る我が真骨頂。予算の都合、必然的に低価格帯で探すとなるとコストパフォーマンスから鑑みて国産品がいいのですが、選んだのはスウェーデンブランドのハスクバーナ。ドイツでもアメリカでもそうなのですがスウェーデンでは杜の中で使うチェーンソーにもエコの考え方が浸透しています。チェーンソーの排気ガス規制にしても日本には無い(?)ものです、が、さらに感動した事があります。チェーンソーは刃が付いているチェーンを高速で回転させています。そのチェーンの潤滑を助ける為にどのチェーンソーもチェーンオイルがまんべんなくチェーンに供給されそして強制的に塗されるようになっています。なので大量に飛び散るチェーンソーのおがくずには大量のオイルが塗されているのです。これが杜の中に置き去りにされています。そのおがくずは本来は微生物達によって堆肥となり、いずれ土に還らなくてはならないのです。しかし合成オイルが塗されているとどうなるでしょうか?ハスクバーナのチェーンオイルは植物性オイルなのです。なのでチェーンソーから吐き出される大量のおがくずは杜の中で確実に良い土に還るのです!勿論我が家では植物オイルが塗されたおがくず達はコンポスト行き!良い堆肥になってくれるでしょう。そんなポリシーの中で生産されるチェーンソーは選ばなきゃ嘘でしょ!日本よ、頑張ってよ・・・
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# by gutereise | 2006-03-04 10:10 | 清里の杜より
2006年 03月 03日

地面が活きている

f0090019_2302056.jpg清里での秋から冬の暮らしは都会でしか暮らしたことのない者にとって驚き感動の連続でした。そのなかでもなんといっても、地面が凍る!水を冷蔵庫で凍らせると膨らみますよね?同じように地面が膨らんでなんと勝手口の扉が開かない!ならば邪魔している地面を削ればいいじゃないかとシャベルで挑戦すると歯が立たない・・・地面を掘る必要があったので少し苦労するかな?冗談じゃない、つるはしでも掘れない!
f0090019_22583079.jpg驚きの連続の中で東京では決して見ることの出来なかったのが頑強な霜柱!今年東京で霜柱が立ったところは見れましたか?都会では地面がコンクリかアスファルトだから霜柱が立っている所を見つけることも難しいですが・・・こちらの霜柱は7〜8cm、しかも太い!東京では「霜柱はさくさくと踏みしめる」ですが、こちらでは「ざくざくと踏みつける」しかしごっついだけではありません。地面に目線を落とし頑強な霜柱達と同じ目線で見つめると何と綺麗なことか。偉大です、自然は。
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# by gutereise | 2006-03-03 10:10 | 清里の杜より
2006年 03月 02日

宿の名前をお知らせします!

屋号を決めると言う事は自分の名前を改名するほど難しいですね。なぜ自分が宿という仕事を始めるのか、なぜ清里の杜に移り住んだのか、その気持ちを込めて訪れる旅人達をもてなし寛いで過ごしていただける宿の名前を考えました。
前のオーナーの方は八ケ岳連峰の山並みに惚れて今から20年前にここへ宿を構えました。その時に命名した宿の名前はHutte Wald (ヒュッテ・ヴァルト)「杜」をそのまま表現した素晴らしい名前です。
さて、紆余曲折たどりついたわが宿の名は

Hütte Gute Reise !(清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!)

Gute Reise !とはドイツ語で「良い旅を!」です。旅人達へ送る言葉として気持ちをこめて「!」を語尾につけて使う事が多いそうです。世界中どこへ行っても見かける、旅人・冒険者としてドイツの人たちは世界で最も旅を楽しんでいる国民のようです。そのドイツの人たちが使う「良い旅を!」にならってここ清里を訪れる方々に良い旅を楽しんでいただこうという気持ちで命名しました。

f0090019_1521124.jpgHütte Gute Reise !は今、改装工事の真只中です。
ここに移り住んだ2005年10月に庭を地元の造園家に改装をお願いしました。この辺り一帯にたいへん多い落葉松など人が手を加えたものではなく清里高原に本来活きているべき植物を中心に、すでに周囲に生えている広葉樹とともにミニ八ケ岳山麓を目指したいと思っています。


f0090019_1521578.jpgそして建物の内部は水回りを中心に心地よく過ごしていただくために手を加えています。洗面所、お手洗い、風呂の脱衣所をできるだけ無垢の木を使い清里の杜にふさわしい宿へと少しずつでも近づく為、同じ山梨で自然素材を大切に家造りを進めている建設会社株式会社匠家にお願いしました。

塗料は塗るとしても木の呼吸を妨げない自然塗料を選び、なるべく自分で塗っています。主に使っている塗料はドイツ製リボス社の塗料です。全て自然素材の塗料で子供の積み木などおもちゃに使っても安心との事。旅人の肌が触れるような脱衣所の壁などこのリボス社の塗料を使っています。

そして建物の内部の壁は珪藻土をこれまた自分で壁塗りをしています。珪藻土のキーワードで検索を続けたどりついたのがサメジマコーポレーションのリターナブルシリーズ。清里へ移り住む前に千葉で行われていた珪藻土塗り体験会で塗り方を実地トレーニング、こちらへ来てすぐ自室の壁を珪藻土で塗り、じつに爽やかな空間で毎日暮らしています。

こうして3月一杯まで工事が続き4月にはいって営業許可の申請、さていつオープンできるかは追ってお知らせ致します。
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# by gutereise | 2006-03-02 10:10 | Hütte Gute Reise !
2006年 03月 01日

清里の杜より

f0090019_12461397.jpg八ケ岳連峰山麓、ここ清里の杜に2005年10月に移り住んで早五カ月が経ちました。
初めての清里の冬も無事に過ぎようとしています。「寒いぞ!」「厳しいぞ〜」との地元の方々の声に恐る恐る覚悟し、清里の紅葉を眺めながら初めての秋を満喫していました。11月も中旬を過ぎると冷える冷える(こちらでは「凍みる〜」)


f0090019_12455084.jpgそんな異邦人達を歓迎してくれているかのように我が杜のミズナラの木は昼も夜も五分置きにドングリをうちの屋根に落とし続けてくれました。こんっ!こんっ!こん・・こん・・と。紅葉の主役は毎週役者が代わり楽日を飾る落葉松の黄金色の景色が終演となった2005年12/4には初積雪が



f0090019_12464952.jpg一日で20cmも!地元の方々も「今年はいつもより寒い」「こんなに早い時期に積雪とは珍しい」とビックリしていた。この初めての冬を乗りきるのにおっかなびっくり。


f0090019_1392551.jpgそんな清里の冬を助けてくれるのが薪ストーブ!その暖かさは何より替えがたいものがあります。灯油の暖房機のように嫌な臭いはせず、ファンヒーターの様に騒音もせず静かに爽やかに暖めてくれます。薪ストーブの上ではいつも何かの鍋が湯気を立てています。その薪ストーブの恩恵にあずかる為には薪の確保が欠かせません。薪ストーブで使うには薪割した薪を最低1シーズン乾かさなくてはなりません。なので来シーズンの為にいろいろ探し回り近くで椎茸を栽培している方から椎茸栽培用ホダ木に使うために山から切り出してきたばかりのナラ、クヌギを分けていただきました。ナラ、クヌギと言えばストーブ用薪としては最高の品種!ホダ木に使う所の上または下の太さが合わない部分ですが・・・さてそれを運ぶ為にその方から軽トラックを借りて六往復、丸太を積んでおろして。これだけでも身体が温まり・・・


f0090019_13263594.jpgこうして来シーズンの薪がたまっていきます。みなさん、暖まりに来て下さい!



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清里の杜は雪が融けては叉降り、を繰り返してはいるもののやはり雪の少ない冬でした。2月の末に降った雪は12月の時の竹箒で掃ける粉雪と違い、木の枝をお辞儀させるほど重い春の雪です。もうすぐ昨年の5月のように緑溢れる春がやってきます。
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# by gutereise | 2006-03-01 10:10 | 清里の杜より