Gute Reise !

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カテゴリ:清里の杜より( 36 )


2006年 12月 04日

牧草の四季

なんて地味なタイトルでしょう・・・
高原の花でも、木の実でもなく牧草。しかも四季の移ろいもとても控えめです。その控えめな牧草にも冬がやってきました、ヒュッテ・グーテライゼ!の向かいの牧草地も。10/22に牛のご馳走を作っている風景をアップしましたが最後のラップ掛けがキャッチできませんでした。


f0090019_1438178.jpgこの向かいの牧草の刈り取りを委託されていた牧場通りの上で乳牛の牧場を営んでいるK牧場のトラクターがやってきました。牧草を刈り取り、トレーラーを入れ替えてきて牧草のロールが出来上がりました。






f0090019_1438501.jpgさ!ラッピングが始まるぞとカメラを手もとにおいて待っていたらあらら、ラップせずにトラックに積み込んで持っていってしまいました。









f0090019_14452279.jpg悔しいので以前北海道の牧草地で牧草のラッピングをおこなっている風景をgetしてあったのでそれをご紹介します。まず、牧草ロールをラッピングトレーラーのローラーの上に置きます。







f0090019_14453538.jpgロールの上にラップがセットされている逆Uの字型のアームが取り付けられ。そのアームが回転を始めロールをラッピングしていきます。








f0090019_14455092.jpgラッピングしながらローラーの上に置かれた牧草ロールを回転させていくとロールをまんべんなく包み込むことが出来ます。








f0090019_14461165.jpgはい、牛のご馳走の出来上がり。しかし彼らはあっという間にお召し上がりになってしまうそうで、酪農家が忙しいはずです。









f0090019_14593112.jpgそして牛のご馳走をお持ち帰りになった日の晩、この季節にしてはべちゃべちゃの雪が降りました。夜半前に止んだと思っていたのですが、朝起きてみるとロールが無くなった牧草地は白く薄化粧されていました。そこへ天気が回復した朝日が差し込み凍りついた雪化粧がキラキラ輝いているところを発見!薪ストーブに火を入れたところでカメラを持って飛び出しました。




f0090019_1501138.jpgグーテライゼ!の杜もうっすらと景色が白くなっていました。この雪が降ることを酪農家は分かっていたのですね・・・刈り取ったところに雪が降ればせっかくのご馳走が台なしになったかもしれません。

牛は幸せなのですね、きっと。





こうして牧草が真の冬を連れてきました。冷たい空気の長い長い清里の冬が始まりました。

清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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by gutereise | 2006-12-04 15:02 | 清里の杜より
2006年 11月 29日

和を探し求めて

ヒュッテ・グーテライゼ!にはもともと和室の客室があるのです。開業時にはどんな和室に改装するかプランが固まっていなかったので(ホントは予算・・)開業半年を迎えていよいよ和室の改装に入ります。どんな部屋になりそうかって? そこはGute Reise !のスピリッツで豪華ではなくとも快適に過ごせる和室を目指します。

 高級な旅館など泊まったことはありませんが、普通の旅館の和室に泊まりどうしても納得がいかない部屋造りを目の当たりにしたことばかりなのでした。そのいくつかについて納得ゆく部屋造りを目指してみようとプランし、開業前の改装でお世話になった株式会社匠家さんにお願いし十二月前半で仕上げる予定です。

 さて納得がいかない最大の原因は照明です。日本の住宅・旅館、特に和室、たいがい照明は天井にあっかる〜い照明がついているだけ、が多いですよね?それが寝室だったら。ベッドでも布団でも寝ていて照明が目の前にあり眠るという大切な営みをじゃまする以外の何ものでもないですよね。さらに旅先ではいつもと違うパートナーと同室の場合、就寝時、夜中トイレに立つ時、いきなりパッ!と目の前でコーコーと明かりがついてしまうことでいつもの眠りのリズムが乱れたことはありませんか?また、天井に取り付けられただけの照明で本を快適に読むことが出来ますか?ヒュッテ・グーテライゼ!の洋室でも照明の改革が課題ですが、和室の全面改装でこれらの課題に挑戦してみたいと思っています。さて、どうなりますか、お楽しみに。

 で、今回その「和」を求め、また、開業半年、結婚一年のお疲れ様の気持ちも含めてパートナーと伊豆へちょい出してきました。そこで選んだ宿は某旅行予約サイトの「お客様の声」で賞を取ったところです。その「声」をみると件数は凄い件数、しかし九月からがらっと対応が変わったかのように、宿側の返信が全くされていないことが少し不安・・う〜ん、あら探しを始めたらキリがないのですが・・参考になると良いなと思っていた部屋の照明はあっかるい蛍光灯が天井にで〜ん!これだけ。残念。しかしここで今度の改装で使えるネタも見つけました。



f0090019_2551645.jpg「和」は景色の中にみつけました。この富嶽百景に出てきそうな風景は西伊豆戸田です。このあたりは久しぶりに訪れてみましたが海岸線沿いの道がかなり良くなって走りやすくなっていたり、ダイビングのスポットが多いことからショップが大変多くなったり大分変わっていました。







f0090019_2555356.jpgそして冬晴れの締めは夕焼け。本来夕焼けマニアのつもりでしたが最近なかなかいい夕焼けに出会えませんでした。日が落ちるのが早いこの季節、大急ぎで向かったのが日本平。日没が16:45位。えっ?! 16:30に着いたのに売店は全部しまっているし駐車場は閉め始めるし!駐車場から車を追い出しているおじさんに「この先で夕焼け見れる?」と聞いても「あっちも駐車場閉まるよ」と答えになっていない。これじゃ日本国内の旅行をする人が減っても不思議じゃないか・・・と心配してしまいました。



「ヒュッテ・グーテライゼ!は旅人を応援します」、この言葉はいつまでも大切にしますよ!




清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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by gutereise | 2006-11-29 10:10 | 清里の杜より
2006年 11月 15日

通り過ぎて行った奴

f0090019_1175887.jpg今年の秋は九月の末あたりに一気に寒くなり綺麗な紅葉になるかな、と思ったら十月に入り暖かな日が続き紅葉もどうしていいかと惑ってしまったのかいまひとつしまりの無い紅葉だったような気がします。ま、その分一週間は紅葉が遅れていたので秋も通りすぎるのに余計に時間がかかっていました。ヒュッテ・グーテライゼ!の杜も十一月に入ったというのにミズナラがまだ半分緑です。ミズナラといえばドングリ、昨年の秋はドングリがうちの屋根に三分置きに落ちてきてそれはそれは賑やかでした。ことしは「えっ?」と驚くほど静かです。これでは熊がえさに困って里に降りてきてしまうはずだ、と、妙に共感してしまいます。



f0090019_1183683.jpgなんだかんだといっても秋は通りすぎて行きました。ヒュッテ・グーテライゼ!の杜は牧場通りから見ると夏はこんなにこんもりとした杜ですが









f0090019_119615.jpg秋が通り過ぎようとしているくらいでこんなにすかすかになってしまいました。もうすぐ宿は牧場通りから丸見えです。









清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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by gutereise | 2006-11-15 10:10 | 清里の杜より
2006年 11月 10日

秋は忍び寄って来ていました

清里に移住して早一年が経ちました。
初めての冬にびくびくしながら零下十八度ほどまで体験しました。地面が凍る、硬い霜柱、冬の歓迎を受けながら宿の建物の改装工事に入りました。建物の内部の壁を全て自分で珪藻土を塗り、大変でしたが清々しい建物内部になりました。
宿の営業許可の申請で思いの外手間がかかり六月一日やっとのことで開業に辿り着きました。それからというものの嬉しいくらい沢山の旅人の皆様にいらしていただきびっくりしながらあっというまに夏が過ぎ秋が過ぎようとしています。

そんななか、以前にも記したのですが写真家星野道夫と清里の縁が自分にとっても運命的な展開が起きてきました。

NHK甲府放送局で清里に縁が深い星野道夫を特集する番組を企画したのです。山梨ローカルの番組ですが次のような内容です。NHKのホームページより番組紹介を。

「好きなことならきっと」〜星野道夫 夢の力〜 
没後10年を経てなお、写真家・星野道夫の残した足跡は人々の中に生き続ける。
星野の生き方をたどるとともに、彼と出会ったことで自分の夢を追う決心をした三人を描く。

アラスカの極北の自然を撮りつづけた写真家・星野道夫。
没後10年を経た今も、彼の残した足跡は多くの人々に影響を与えつづけている。
憧れや夢を持ちつづけることの尊さ。
遠く離れた場所の営みに思いをはせることの大切さ。
人生のどこかで星野道夫と出会い、それぞれの場所とやり方で夢を追いつづける人たちを描く。

という内容です。
「決心をした三人」のうちの一人としてヒュッテ・グーテライゼ!が取材され登場しています。NHK甲府放送局の若いディレクターK氏の熱心で静かな情熱をもって番組を創り、優しい切り口でとてもいい三十分番組になりました。

そして11/10山梨県内で放送されたのです。そしていよいよ全国放送されることが早くも決定しました!

平成18年12月9日(土) 10:30a.m.〜11:00a.m.
NHK総合チャンネル「ネットワーク54」の枠の中で放送されます
※残念ながら東海・北陸地方など一部放送されない地域があります
(愛知・静岡・岐阜・三重・石川・富山・福井・香川)



f0090019_134121.jpg数日前清里から八ケ岳方面に上がっていったところにあるサンメドウズ清里スキー場の観光リフトがグリーンシーズンの営業を終わりました。リフトには乗りませんでしたがいよいよ冬の到来、スキーシーズンの幕開けも近い、と、スキー場を散歩してきました。





清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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by gutereise | 2006-11-10 10:10 | 清里の杜より
2006年 10月 22日

美味しい草

f0090019_0173584.jpg我が街牧場通りには牧草地が続きます。牧草は通常年三回ほど刈り取り、まとめ、馬や牛のご馳走になります。(「ご馳走」とはよく走りそうです・・・)9月5日のブログに載せた写真は丁度馬のご馳走をまとめていたところです。今日はやっと牛のご馳走をまとめているところに遭遇しました。






このアメリカンなトラクターは「John deere」というメーカーです。清里ではキープ協会が使っていたため当たり前のようにどこでも使うようになっているのだと思います。ショップではこのトラクターのミニチュアカーも売られているくらいです。



f0090019_0181054.jpg前回の馬のご馳走の時のように刈り取られた牧草をトラクターに引かれたトレーラーで吸い込み、まとめて、固めたものを後ろから吐き出します。








f0090019_0184984.jpg今度のはまーるくまとめられていますね。これが牛のご馳走になります。前回の馬のご馳走は四角にまとめられそのまま冬の間の馬のご馳走になります。








f0090019_0191925.jpg牛のご馳走はもう一手間掛かります。このまーるくまとめられてからビニールで包み牧草を発酵させるのです。今はあまりお目にかかれないサイロという丸い塔をご存知ですか?昔はこのサイロに牧草を保管してここで発酵させていたようです。








このビニールで包まれた牧草は清里のあちこちでも見られます。ハロウィンの時にはカボチャの色をつけられ、これから冬の間は雪だるまにさせられ、清里の風物詩の一つになります。このビニールに包む時が面白いのですが、今回はこの工程を写真に収めることが残念ながら出来ませんでした。来年のお楽しみとして・・・

清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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by gutereise | 2006-10-22 10:10 | 清里の杜より
2006年 09月 20日

牧場通りの護り主

f0090019_21364788.jpg清里牧場通りは国道141号線丘の公園入り口よりJR小海線まで全長4KM未満の一本道です。このブログの以前に紹介した通りこの界隈の方々は自分たちが暮らし商いをしているこの通りをとても大切にしています。

牧場通りの一帯は朝日ケ丘班と言う行政区域になっているのですがこの班ぐるみで月に一回草刈りなど沿道の美化活動が行われます。九月の二週目、夏の間に繁り切った雑草達を刈る為に班の有志で作業をしました。しかし夏の間に生え競った雑草達はすさまじく、本日班の景観委員会のメンバーで班の作業日で解決出来無かった雑草刈りを行いました。

本日集まったのはこの牧場通りの沿線に暮らし商いをしている方々、この地で三代続いている牧場主、一流企業をリタイヤして清里暮らしを思いきり堪能している方、二十年以上有名なカントリー雑貨店を商っているご主人、牧場通りでオーベルジュ・ポニー牧場など旅人が楽しいひとときを過ごせる観光エリアのオーナーシェフでもある主、我が宿のすぐ近くのじつにおしゃれな完全予約制フレンチレストランのオーナーシェフ、と淙々たるメンバーでした。

この景観委員会の活動などはこちらをご覧下さい。

本日の収穫?はこの軽トラック四台分はありました。この街は素敵ですよ〜

清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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by gutereise | 2006-09-20 21:08 | 清里の杜より
2006年 09月 05日

秋の舞台の幕開け

f0090019_2322828.jpgこのところの朝晩は涼しいを通り越して寒さすら感じる頃になってきました。Gute Reise !の杜周辺でも忙しい夏が終わったにもかかわらず忙しく秋支度をしている方々がいます。溜まった草刈りをしている方(うちもひどい状態)、伸びた牧草を刈ってまとまている方。
今日は牧場通りからヒュッテ・グーテライゼ!へ曲がる角の牧草地の舞台をご紹介します。ここの牧草地は牧場通りの少し上の方馬の牧場、谷口牧場さんが牧草を栽培(?)しているところです。今年二回目の牧草刈りに遭遇することが出来たのでご紹介します。




f0090019_2331340.jpgお馬さんは干し草を食べます。なので乾燥した干し草の状態で保存する必要があります。牧草を刈って、その場で干して、塊にして運び出すまで雨が降っては台なしです。夕立ちも降らないと予測して刈り取り始めるのです。牧草を刈ったらその場で乾燥させ、乾燥したら刈り取った牧草を畝にします。






f0090019_2333927.jpgその畝に沿ってトラクターを走らせます。









f0090019_2341061.jpgするとトラクターの付属品へ吸い込んだ牧草を四角のブロックに固めて後ろから吐き出します。








f0090019_2343476.jpgトラクターが走った後には干し草のブロックが並びます。









f0090019_2352730.jpgぐるぐると牧草地をひたすら廻りお馬さんのお食事の仕度です。









今度は牛さんのお食事の仕度風景を狙います。お楽しみに。

清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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by gutereise | 2006-09-05 23:15 | 清里の杜より
2006年 09月 01日

九月って、秋?

f0090019_23255977.jpg清里高原は気がつくと秋の虫で夜は煩いのなんの、まだどんぐりではないけれど木の実が落ちて屋根をたたく音が。宿の玄関に植わっているツリガネマユミは釣り鐘型の木の実をつけて虫や小鳥達のご来店をお待ちしています。







f0090019_23262287.jpg道路際に植わっているナナカマドはもう葉っぱの一部が真っ赤です。冬どころか秋も駆け足でやってきそうです。









清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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by gutereise | 2006-09-01 10:10 | 清里の杜より
2006年 07月 16日

樹水

一晩中雨が良く降り続き朝晴れ上がったのでカメラを肩に眠い目をこすりながら出掛けました。周りが自然だらけなのになかなか写真を撮りまくることがままならず(怠けているだけ?)なかなかここで紹介できなくて残念です。

f0090019_17233163.jpg
この写真、え、今ごろ真冬の樹氷?季節が違うんじゃないの?とお思いでしょうがこの落葉松の枝先に着いているのは氷ではなく「雨水」です。落葉松は天からの授かり物をこれでもか、と枝先に蓄えこのあと美味しそうにごくごくと、呑るんでしょうね!(呑んべみたいですが)
車で走っているとあちこちの落葉松はみんな枝に水を蓄え、雨上がりの朝日にきらきらと光ってそれはキレイでした。


タイトルはミスタイプではなく 「樹水」 と名付けさせてもらいました。


清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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by gutereise | 2006-07-16 10:10 | 清里の杜より
2006年 07月 01日

杜の住人

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清里におこしの際は清泉寮の向かいにある八ケ岳自然ふれあいセンターとその奥にある「やまねミュージアム」は是非お立ち寄り下さい。
やまねミュージアムは永年教職をされながら毎週末清里の杜に来てやまねの研究をされていた湊先生が今は館長をされているところです。ちいさな、一年の半分は冬眠しているような「山寝?」。清里の杜にも沢山生息しているのですが油断は出来ません。道路という自然を分断してしまうものを作るのが大好きな人間達がいるからです。高速道路、有料道路と、本当に必要なの?という道路、皆さんの近くにもありませんか?清里も大泉との間に清里有料道路(2005年6月で無料開放)というとても立派な道路があります。清里駅のすぐ北側は自然保護の観点から地下トンネルになりましたがそこ以外は地上に設置されています。よく高速道路などは動物達の為に道路の下に小さなトンネルを造って通れるようにしてありますが、やまねは樹上動物です。ほぼ一生樹上から降りることはありません。彼らは樹の枝から枝へと伝って移動しています。そこへ立派な道路ができてしまうとどうなるでしょう。

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そんな彼らが大好きな湊先生はじっとしているわけがありません。関係各方面と調整してやまねが道路を横断できるように「やまねブリッジ」ができたのです。きっと日が暮れた後はやまね達を始め樹上動物達がブリッジを行ったり来たりしていることでしょう。人は自然の中の一部です。人間の住む環境は自然から借りているという気持ちが大切です。決して忘れてはいけないことを湊先生達は大切にしてくれています。やまね達や自然を大切にする方々が活動されている杜の住人達の集まり、清里がますます好きになりました。



清里高原ヒュッテ・グーテライゼ!
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by gutereise | 2006-07-01 10:10 | 清里の杜より